【寝屋川市】大阪府立高校一般入試選抜の合格発表! 定員に満たなかった寝屋川高校など81校で2次募集を開始!

令和7年3月21日、大阪府立高等学校一般入試選抜の合格発表があり、全日制128校で計3万791人が合格しました。

令和7年度選抜(令和7年2月、3月実施)から大阪府公立高等学校への出願と合格者発表、入学検定料・入学料の納付まで、全てオンライン出願システムにより行うようになり、定員割れが「寝屋川ショック」と話題になった大阪府立寝屋川高校でも、合格発表はオンラインで行われたため、3月21日の朝10時頃の人影はまばらでした。

今年は、大阪府立高校の最終出願状況で平均倍率が1.02倍となり、現行制度となった2016年度以降で過去最低の倍率となりました。

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文理学科では高倍率となる一方、府内の公立高校全日制の半分以上に当たる65校で定員割れとなりました。

なかでも、寝屋川市内にある高校では最も偏差値が高く、常に高倍率で推移していた大阪府立寝屋川高校で、定員割れを起こしたことが「寝屋川ショック」として、SNSで話題になりましたが、定員割れとなった65校で、欠席以外で定員内不合格となった受験生はおらず、寝屋川高校でも出願した338名が全員合格しました。

これまで倍率が高かった寝屋川高校でも、定員割れのままとなるのか、気になるところでしたが、大阪府教育庁は、この状況を受けて、全日制や単位制で2次選抜を実施する81校を公表し、2月に特別選抜を行った専門学科などを含め、現行制度で初めて倍率が1倍を下回り、22人の定員割れとなった寝屋川高校でも2次募集が行われています。

これまでの寝屋川高校なら四條畷高校を挑戦校として受けて不合格となった生徒の受け皿として2次募集に十分な数の志願者が集まるのではないかと予想されますが、応募資格を調べてみると、

本入学者選抜出願時に国公私立の高等学校、高等専門学校、特別支援学校高等部のうち、いずれの入学者選抜にも合格していない者(出願していない者を含む。)又は合格しても必要な手続きをしなかったため入学の資格を失った者

という項目があり、私立に合格していると応募できないため、1次選抜では通例の併願ができないということになり、2次募集に応募できる生徒がどのくらいいるのかわかりません。

寝屋川市内にある大阪府立北かわち皐が丘高校では25人、大阪府立西寝屋川高校では109人の定員割れがあり、それぞれ2次募集を行っています。

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出願の締め切りは、令和7年3月25日(火曜日)午前9時から正午までです。

なお、オンライン出願システムにおける出願情報の登録は令和7年3月21日に始まっています。

入試選抜は、令和7年3月26日(水曜日)午前9時からですが、入学者の選抜は調査書及び面接の評価を資料とし、学力検査は実施されません。面接は、志願者全員について、当該の高等学校において個人面接で行われます。

合格者の発表は、オンライン出願システムにより下記の日時に行われます。

令和7年3月27日(木曜日)午前10時 

全日制の課程、多部制単位制1・2部及び昼夜間単位制

令和7年3月27日(木曜日)午後2時 定時制及び通信制の課程

2次でも募集人員に満たない場合は定員割れになるとのことです。

寝屋川高校では、今年度まで、寝屋川市内で唯一男子は詰襟の制服、女子は昭和からのデザインのままの制服を着用していた高校ですが、次年度より制服は今のままで、標準服とし、日常の着用については必須でなく私服での登校も可能となるそうです。(制服着用のルール変更について)

寝屋川高校については、校舎建て替えによる学校生活はどうなるのか不安に感じる受験生もおられるのではと思いますが、体育の授業や部活動には支障はないと発表されていますので、2次募集に出願するかの検討材料としてご紹介しておきます。

【寝屋川市】定員割れが「寝屋川ショック」と話題になった寝屋川高校の伝統と誇り。校舎の建て替えはどうなる?

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