【寝屋川市】大相撲夏場所の十両は、寝屋川市出身の豪ノ山が落合との優勝決定戦を制し優勝!
令和5年5月28日、大相撲夏場所(東京・両国国技館)千秋楽で、東十両筆頭の豪ノ山(武隈部屋)が本割で西十両10枚目の北の若(八角部屋)、優勝決定戦で西十両8枚目の落合(宮城野部屋)を押し出し、十両6場所目で初優勝を果たしました。
大相撲夏場所の十両は、14日目の5月27日を終えた段階で、武隈部屋の豪ノ山と宮城野部屋の落合が13勝1敗で並んでいました。
千秋楽の令和5年5月28日、豪ノ山は北の若に、落合は欧勝馬に勝ったため、ともに14勝1敗となり、優勝決定戦が行われることになりました。十両で14勝1敗の力士どうしが優勝決定戦に臨むのは、1場所が15日制となった昭和24年以降、初めてということです。
立ち合いから強く当たった豪ノ山が突き押しで一方的に攻めて押し出して勝ち、初めて十両での優勝を果たしました。
豪ノ山関(本名・西川登輝)は、寝屋川市出身で平成10年4月7日生まれの25歳。
現在1メートル77センチ、154キロ。
寝屋川市立啓明小学校1年生の頃、体格が良かったため、JCIのわんぱく相撲寝屋川場所に出場したのをきっかけに、寝屋川相撲連盟で相撲を始めました。
小学4年生の時には、全日本小学生相撲優勝大会8強、6年時に全日本小学生相撲優勝大会8強の成績を残し、当時から寝屋川市出身の豪栄道関(現師匠の武隈親方)に憧れを持っていた西川は度々境川部屋の稽古を観にいってたので、武隈親方も西川が小学生の頃から、その存在を知っていたとのことです。
寝屋川市立第九中学校に進んだ西川は、校長先生に頼んで九中に相撲部を創ってもらい、中学校の大会に出場、3年時に全中8強の成績を残し、子どもの頃から憧れの先輩豪栄道を輩出した埼玉栄高校に進学します。
高校3年時に全国高校金沢大会で準優勝し、中央大学に進みました。
中央大学3年時に全日本大学選抜宇和島大会3位、全国選抜大学社会人対抗九州大会優勝、全日本選手権8強。4年時に全国学生選手権準優勝という成績を残し、令和3年春場所、境川部屋に入門しました。寝屋川市出身の武隈親方(元大関豪栄道)が、令和4年2月1日付で境川部屋から独立し、2月中旬に武隈部屋を新設した時に西川も一緒に武隈部屋に転属し、それからわずか3ヶ月で十両に昇進しました。令和4年11月の九州場所から先場所まで3場所連続で勝ち越して、今場所は東の十両筆頭で迎えました。
そして、今場所では持ち味の押し相撲で初日から9連勝して10日目、20歳の熱海富士に1敗したものの、11日目には今回優勝を争った落合に勝ち、寝屋川市でも応援に力が入りました。
豪ノ山は、14勝を挙げたことで名古屋場所(令和5年7月9日初日、愛知県体育館)では大きく番付を上げて新入幕することが確実となりました。
寝屋川市出身の武隈親方(元豪栄道関)も弟子の活躍を喜んでおられることでしょう。
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