【寝屋川市】摂南大学経営学部が地域の商店街組合と2人3脚で商店街活性化に挑戦!ベル大利商店街のブランド『べるぷらす』を開発!
摂南大学経営学部の鶴坂貴恵教授のゼミに所属する学生らは、かねてより協働で活動してきた寝屋川市のベル大利(おおとし)商店街組合と同商店街内統一のブランド『ベるぷらす』を立ち上げ、その第1号として同商店街の老舗和菓子店「御菓子司 虎屋」と「生菓子(みかさ) いもりんご」を共同開発し、2023年11月23日(木・祝)に販売会を実施しました。
摂南大学経営学部の鶴坂ゼミでは、ベル大利商店街組合と協働で商店街活性化施策を2021年より実施していて、この度ベル大利商店街内で統一して使用する地域ブランド『べるぷらす』の立ち上げに至ったものです。
京阪寝屋川市駅前に立地するベル大利商店街では、商店街活性化のために新しい店舗を誘致しています。飲食店や製造販売店等約80店舗が出店していますが、少子高齢化や人口減少、市内にショッピングモール等の大型店舗が増加したことより、商店街利用者の高齢化や客数の減少が課題となっています。
このような課題を解決すべく、まちづくりマーケティングを研究する鶴坂ゼミは2021年より、ベル大利商店街における新規顧客層の開拓を目的として子育て世代をターゲットとしたイベントの開催や商店街マップの作成、SNS等での情報発信を実施してきました。
そしてこの度、新たな魅力づくりとして商店街組合に学生らが働きかけ、オリジナルのブランド『ベるぷらす』を立ち上げ、和菓子店と商品開発をしました。
今後も協働する店舗を増やし、オリジナル商品を拡充することで、『ベるぷらす』のブランド価値を高め、商店街への集客を図ります。さらに、商店街の認知向上に貢献するため開発した商品が寝屋川市のふるさと納税返礼品となること等、学生らは商店街組合と協働で企画を進めています。
地域ブランド『べるぷらす』について
「ベル大利」の愛称で親しまれるベル大利商店街の「べる」と、「日々の生活にベル大利商店街を“ぷらす”して、よりハッピーで豊かな日常を過ごしてほしい」という想いのもと、「ぷらす」をかけ合わせて、『べるぷらす』というブランドを鶴坂ゼミの学生らが考案しました。ロゴは、近くを流れる寝屋川の川をモチーフにし、ベル大利商店街のベル(鐘)の黄色と商店街愛(LOVE)をピンクで表現しています。キャッチコピーは「毎日に素敵をトッピング!」です。
老舗和菓子店「御菓子司 虎屋」と共同で商品開発
商品詳細:「べるぷらす 生菓子(みかさ)いもりんご」1個300円
学生らは、「家族団らん時にみんなで楽しめるように子どもから大人まで好きな味」で「ちょっとした贈り物としてメッセージも書ける新感覚さ」にこだわり、商品を考案しました。
寝屋川市の特産物であるさつまいもをあんにし、子どもも口にしやすいようにりんごジャムを加えた「いもりんごあん」を、創業60年以上の老舗和菓子店「御菓子司 虎屋」と共同開発。さつまいもの甘味とりんごの酸味が合わさって、甘く爽やかな風味に仕上がっています。また「べるぷらす」の刻印を押した生菓子のパッケージには、一言メッセージが書けるスペースが設けられています。
2023年11月23日(木・祝)にベル大利商店街(京阪寝屋川市駅前)ふれあいステーションにて商品販売会を実施しました。お子さま連れのご家族や日ごろから商店街を利用されているご年配の方等、開店と同時に多くのお客さまが来店されました。ご家族へのお土産やご友人への贈り物等、1度に複数ご購入されるお客さまが多く、販売開始からからおよそ4時間で、用意した300個が完売しました。
学生らは、「何度も試作を重ね、さつまいもとりんごの組み合わせを見つけた」「試食のお声かけをすると、“美味しい”と笑顔で言っていただけ嬉しかった」「販売を通して地域の方とお話ができた。今後もいろんな商品を商店街の方と開発して、商店街や地域に貢献したい」と話していました。
鶴坂ゼミは2021年度より、大利商店街と様々な活動を行ってきました。
・商店街を分かりやすく紹介する「ベル大利商店街マップ」を作成しています。
このマップは2021年度大阪府のモデル創出普及事業に採択されました。
・YouTube「ベル大利商店街応援チャンネル」を開設し配信。
・鶴坂ゼミ公式SNSアカウントを開設し、商店情報を発信。
TikTok:つるつるチャンネル(@tsurutsuru2023)
Instagram:つるつるチャンネル(@su_tsurutsuru23z)
・2022年には夏祭りとハロウィンイベントを開催し、幼稚園や保育園などに広報活動を行い、多くの集客に成功しました。
・2023年度は夏祭り、ハロウィンイベントに加え、新たにクリスマスイベントとして、「スノードームづくり」と「クリスマスツリーづくり」を12月2日(土)に行いました。
また2024年2月には、和菓子やいちごサイダー、日本酒のオリジナル商品を商店街の店舗と開発・販売を予定しているそうです。
大学生と地元の商店の産学協働の取り組みで商店街が活性化するなんて、素晴らしいですね。
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