【寝屋川市】子育て世代と広瀬けいすけ市長が直接対話するタウンミーティング「市長と子育てトーク会」が開催されました。
寝屋川市では、市長と子育て世代の市民が直接対話する機会を設け、子育てに関する日々の困りごと、課題等を把握して、施策・事業の展開につなげるため、子育て世代対象のタウンミーティング「令和5年市長と子育てトーク会」を開催しました。
開催されたのは、2023年9月23 日(土)、9月25日(月)、9月27日(水)で、寝屋川市役所内の市長室で開催され、参加人数は計23人でした。
当日は参加者に寝屋川市ガイドブック「寝屋川移住計画」「PIAZZA チラシ」が配布され、子育て世代が日常生活の中で抱えているリアルな声が、直接広瀬市長に届き、忌憚なく意見交換を行う場となりました。
筆者は9月27日の回を取材させていただきました。
最初に広瀬けいすけ市長から、寝屋川市の現状と今後の展望についてお話がありました。
寝屋川市は昭和35年から昭和50年までの間、爆発的に人口が増加したことに伴い、急速的なまちづくりが進められ、公共施設においても同時期に一斉に整備がされました。その結果、同じタイミングで、公共施設の老朽化に伴う再整備、高齢化による社会保険料の増加、人口や税収の減少に直面しています。
これらの課題を解決するために、若い世代の人口を増やし、高齢者世代と若者世代のリバランスを図る必要があります。若者世代の誘因には、良好な住環境や教育環境の整備が重要とされ、市ではその一環として、子育て環境の充実、教育改革に力を入れているところです。
若者世代を誘引することにより、シルバー世代への行政サービスの維持・充実につながり、全ての世代の寝屋川市民の満足につながると考えています。
これからも、他市にはない、特色ある取組をより一層推進することで、市民の満足度と利便性を向上させて「選ばれるまち寝屋川」を目指していきたいと考えています。
第1回では、小中一貫校の増設・運用についてや、子育て支援施設の不足についての意見が出されました。
第2回では、保育園の入所基準、支援対象の見直しについて、大阪公立大学高専の跡地活用について、障害児ケア施策の充実についての要望が出されました。
第3回では、「公園の役割・配置についてどのように考えられていますか」との質問があり、広瀬市長から、「公園については、年齢や利用者のニーズに合わせた遊具の配置、利用者の声を反映した改善を行っていきたいと考えています。例えば、小さな子どもたちが遊べる公園、シルバー世代が楽しめる公園など、それぞれの世代が満足できるような公園を整備することが、重要だと考えています。地域の特色を考慮し、その中で各公園がそれぞれの特色を持つことで、世代間の満足度が高まり、結果として、全体の満足度は前よりも上がる可能性があると考えています。騒音問題やごみ問題等様々な意見があるので、難しい課題ではありますが、公園の在り方については、見直しを検討しているところです。」との回答がありました。
また、「自宅から子どもの健診会場が離れているため、不便である」との意見には、広瀬市長から、「公共施設については、今後集約していく予定です。子どもたちの健診を始め、保健福祉センターにある子ども関連、市役所の手続関係の機能を駅前庁舎に移転します。また、市役所の1階スペースに、池の里市民交流センターにある高齢介護室、障害福祉課等の福祉分野を移し、保健所を保健福祉センターに移す予定にしています。市民の手続の利便性を高め、不便な地域にあった公共施設を中心部に集約させることで、ダウンサイジングも同時に進めていきたいと考えています。」との回答がありました。
この他にも、子育て世代が抱える悩みや要望について、忌憚なく意見交換が行われました。
寝屋川市では、トーク会で頂いた御意見については、庁内関係課で共有し、今後の施策、事業を進める上での参考としていくということです。
子育て世代の意見が市政に反映され、全世代の市民にとって、より暮らしやすい寝屋川市になると良いですね。
開催されたのは、2023年9月でしたが、寝屋川市のホームページに報告書がアップされたことを受け、この度記事化させていただきました。
寝屋川市経営企画部より情報提供いただきました。
寝屋川市役所はこちら↓↓↓