【豊中市】千里セルシー解体決定、光GENJIやAKB48が彩ったステージに別れの時
1972年に開業し、2022年5月8日に完全閉館した大阪・豊中市の商業施設「千里セルシー」が、いよいよ2025年8月より解体工事に入ることが分かりました。大阪モノレール「千里中央」駅からすぐの場所にある、建物がそのまま残された「セルシー跡地」。そのフェンス前には、「商業施設セルシー建物解体工事のご案内」と記された看板が設置されています。
工事に伴い、施設周辺の一部通路や階段が利用不可となる見込みで、8月20日以降は迂回が必要になるとの予告も出ています。
「千里阪急・セルシー敷地においては、両敷地間の廃道と新設されるバス・タクシー乗場の上空利用により大街区化を行い、千里阪急が入居する大規模商業施設(延床面積10万㎡級)を新設すべく検討してまいります」と発表されています。


かつて、千里セルシーは「千里ニュータウン」の顔として、地域住民に愛された場所でした。中央のステージでは、光GENJIやきゃりーぱみゅぱみゅ、AKB48など、時代を彩ったスターたちがイベントを行い、ファンやショッピングに訪れた家族連れ、若者たちで賑わっていました。
昭和から平成を通して北摂を象徴するランドマークだった「千里セルシー」。その風景は、まもなく姿を消します。けれど、ここに刻まれた記憶は、世代を超えて多くの人の心に残り続けるのではないでしょうか。
場所はこのあたり↓