【寝屋川市】寝屋川市の歴史を紐解く! 国史跡高宮廃寺跡整備工事が完了! 薬師寺と同じ双塔式伽藍配置の古代寺院のスケールを感じよう!

大阪府

寝屋川市では、国史跡高宮廃寺跡の保存、活用のため、令和6年度から整備工事を進めていました。2026年1月末、整備工事が完了し、3月2日に、地元住民に向けた説明会が行われました。

この整備事業は、史跡の適切な保存を図るとともに、市民に安全かつ分かりやすく見学できるよう環境を整えることを目的として行われました。

高宮寺は、7世紀後半に造営された古代寺院で、大阪平野を一望できる丘陵の南端である現在の高宮2丁目の丘の上に立地していました。平安時代に一旦廃絶、鎌倉時代に再建され、室町時代には再び廃絶し、現在は高宮廃寺として、国の史跡に指定されています。

高宮廃寺は、金堂の前面に2つの塔を持つ双塔式伽藍配置を持ち、東塔の上面には心柱を立てるための心礎などが残されていました。

この高宮廃寺を継承した真言宗玉松寺が、大杜御祖神社と高宮神社の神宮寺として、明治初年までは存在していましたが、廃仏毀釈で廃寺となりました。

大杜御祖神社

この写真は、2025年の8月にまだ整備工事中だった頃の様子を撮影したものです。

高宮寺は東西に塔がある薬師寺に似た伽藍方式だったとされており、現在、大杜御祖神社境内の南東にある礎石は東塔の心礎とされ、金堂があったとされる北側にも礎石の一部が残っています。

参道の脇には、高宮廃寺から出土した軒丸瓦をモチーフにした石碑が建てられています。

高宮廃寺跡は、大杜御祖神社の境内地であったため、 遺構が非常に良好な形で残されており、古代寺院の展開と、地方豪族による氏寺経営のあり方をうかがう上で重要な遺跡であるため、昭和55年に国の史跡指定を受けていましたが、このほど、令和の整備工事が完了し、今後は一般にも公開されるようになります。

高宮廃寺跡から、出土された軒丸瓦は、寝屋川市打上宮前町にある寝屋川市立埋蔵文化財資料館で展示されています。

【史跡情報】

国史跡 高宮廃寺跡

◇場 所:寝屋川市高宮2丁目15‐1
    大杜御祖神社の境内地
(京阪バス「あさひ丘住宅」バス停下車、南へ徒歩3分)

※駐車場はありません。
※史跡指定地は神社境内地であり、史跡公園ではありません。

国史跡 高宮廃寺跡はこちら↓↓↓

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