【寝屋川市】ノーベル化学賞受賞の北川進氏に寝屋川市名誉市民の贈呈式!市内の全小中学生に向けて記念講演!
令和8年5月26日、アルカスホールで、ノーベル化学賞2025を受賞された北川進先生に、寝屋川市で初めてとなる名誉市民の称号を贈る名誉市民贈呈式が行われました。

贈呈式には、寝屋川市内の全小・中学校の代表児童・生徒が会場に集まり、会場参加以外の児童・生徒は限定オンライン配信で視聴し、一緒にお祝いしました。

寝屋川市名誉市民の称号を贈る表彰状と目録は寝屋川市の広瀬市長から、そして花束は代表の生徒から渡されました。

また、贈呈式終了後は、北川進先生による子どもたちに向けた45分間の記念講演が実施されました。

講演会は、ナノ空間に魅せられた化学者のあゆみとして、北川進先生の子どもの頃の話から始まりました。

子どもの頃は、京都で過ごした北川先生は、風景画を描くのが好きな少年で、近所の子どもたちと一緒に野球をしたり、将棋をしたり、賀茂川でオタマジャクシを捕まえたりしていたそうです。当時は、「遠足の日に雨が降ったらいやだな。」という子どもらしい気持ちから、天気に興味を持ち、天気を自在に操作できる機器を発明したいと考えていたそうです。

中学校に進むと、両隣の席の友人に影響を受け、人と人のつながりを体感します。数学が得意だった友人と小説を多読していた友人に挟まれて、推理小説に興味を持つと、フレドリック ブラウンの短編SF小説を読み始めます。これが、科学を好きになるきっかけとなります。

先生がノーベル化学賞受賞後、この話をしたことで、絶版になっていたフレドリック ブラウンの短編SF小説の再販が決まり、「未来世界から来た男」は文庫本も出ていますので、子どもたちにも是非手に取ってもらいたいですね。

中学校時代の先生は、本ばかり読んでいたわけではなく、バレーボール部に所属し、毎日練習に励んだそうです。今では考えられませんが、当時は、部活の最中に水を飲むことも許されない時代でした。球拾いに行った振りをして、水を飲むというのは、この時代の人達は皆経験しましたね。

こうして、小中学校時代を過ごした北川進先生がノーベル化学賞を受賞したことは、会場に集まった小中学生やオンライン授業を受けていた生徒たちにとっても、勉強だけでなく、体力をつけること、チームワークの大切さを感じたことと思います。

講演の後、ノーベルメダル及びノーベルポスター(ノーベル化学賞の受賞内容を紹介する公式ポスター)の披露がありました。ノーベル化学賞を決定する「スウェーデン王立アカデミー」では、受賞内容を分かりやすく紹介する「ノーベルポスター」が制作されています。今回は特別に、北川進先生のサイン入りのものが寝屋川市へ寄贈されました。

またノーベル賞授賞式において北川進先生へ授与されたノーベルメダルが特別に披露され、代表児童・生徒がノーベルメダルを手に取り、間近で見るという時間もありました。子どもたちにとって、北川先生のあゆみとともにずっしりと重みのあるメダルだったことでしょう。

「寝屋川市名誉市民」とは
寝屋川市では、市民の顕著な業績を称えるため、「寝屋川市 名誉市民」という称号を贈る制度を設けています。 寝屋川市における最高の名誉となるこの賞は、北川進氏が初の受賞となります。

この記事は、寝屋川市経営企画部企画3課より、情報提供をいただき、現地取材に基づいて作成しております。
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